溶剤塗装から粉体塗装への変更でVOCを低減
お客様の課題とご提案
お客様より、近年の環境対応の一環として、外装部材の溶剤塗料の見直しのご相談があった。
溶剤塗料ではサテンの仕様をとされており、模様塗装かつ揮発性有機化合物(VOC)の低減を図ることができる。
人や環境にやさしい商品のための塗料への変更を希望とされていた。
環境対応品として粉体塗装をご提案いたしました。
粉体塗料は模様のパターンが少ないのが現状ですが、お客様とお打ち合わせを重ね、塗料の選定、サンプル塗装、データ分析(色差、膜厚、環境データ)を塗料商社様ご協力のもと行い、お客様より塗料変更のご了承をいただくことができました。
粉体塗料は溶剤を使用しないため、VOCの飛散や残留が基本的にありません。
お客様のご希望されていた人や環境にやさしい商品の塗装として、粉体塗装への変更は大変ご満足いただきました。
尚、粉体塗料は模様パターンがあまり多くありませんが、弊社とタイアップする塗料商社様は幅広い塗料メーカー様の塗料をお取り扱いされており、協力してお客様にご納得いただける模様パターンを選定することができました。
弊社では長年に渡り粉体塗装を行っており、外装部品だけでなく、屋外用の高耐候品等、様々な用途に応じた塗装対応の実績がございますので、お客様のご希望に応じてご対応が可能です。
また、板金加工と塗装を一気通貫で対応できるため、品質だけではなく、コスト削減や短納期についても、お客様へメリットをご提供することができますので、塗装でお困りの際はお問い合わせください。