専用台車によるキッティング作業の時間短縮

お客様の課題とご提案

お客様の課題

ダンボールやコンテナなどで納品された品物をキッティングする際、梱包を解くことによる手間がかかっていたり、誤って品物を傷つけて不良としてしまう恐れがあった。
とくにサイズの大きな品物や、外観品質が重要な品物に至っては、通常よりも慎重にキッティング行う必要があり、工数の増大につながっていた。

ご提案内容

傷などによる不良の多い外装部品について、近在の梱包資材業者とタイアップし、専用の台車を提案しました。

軽量化のためにイジェクターパイプでフレームを作り、傷防止のためにミラマットを貼付したプラダン材で収納部屋を設けた台車となり、1台車に1セット分の外装部品をキッティングした状態でお客様へ納品することができるものとなります。
底面にはキャスターをつけ、台車のまま移動ができるようにいたしました。

提案による効果

お客様には、台車に入れて納品された状態で現場へ払い出すことができ、部品の無駄な移動がなくなったことで、大幅なキッティング工数削減、キズなどの品質リスクを無くすことができたとお喜びいただきました。
また、プラダンを強化ダンボールに変えるなど、お客様のニーズに合わせて仕様を検討することができます。

パイプを使用した台車のみならず、強化ダンボールを使用して繰り返し使用できる通い箱等の作成実績もございます。
傷レス等の品質的なご要望のみならず、梱包材削減などの環境的なメリットもご提案できますので、是非お問い合わせください。